なんとな〜く“ええかげん”なジャケット

ホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ

ホレス・シルヴァー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ

ザ・ジャズ・メッセンジャーズ、結成の直前に吹き込まれたセッション。なんか変なポーズのシルバー。気になります。これほど顔のどまん中に深い影を落とした写真をなんで使ったのだろう。面白いと思ったので使ったのかなあ。たしかに面白いけど、鼻から下が真っ黒だよなあ。デン助劇場じゃないんだから。それにしてもこのシルバーはなにやってるの。驚くのは、同じ写真を別のアルバムホレス・シルヴァー・トリオ&アート・ブレイキー、サブーにも、使っていることだ。ピアニストは指が長い。そんでもって、これはあのアメイジングバド・パウエルの第3集。名盤です。ピアノトリオで吹き込んだアルバム。ゲストに、たまたま地下鉄の駅で、ばったり会っただけのカーティス・フラーも、演奏に加わっています。あれれ、カーティス・フラートロンボーン奏者ですぞ。でもジャケ写はサックスが写ってるではないか。やっぱり紛らわしいと思いますよ。演奏中の写真なんでしょうね。臨場感あります。良い写真です。でも中味はサックス入ってなくて、トロンボーンだってば。
ザ・コンプリート・ルースト・セッション(2)

ザ・コンプリート・ルースト・セッション(2)

最後は、スタン・ゲッツのルーストセッションの第2集。なんでこんな写真なの?写真の人はゲッツ本人だけど、瓶牛乳飲んでるだけじゃないの…。若き日の素晴らしいスタン・ゲッツのプレイを収めた名演だけに、これではなんとなくパッとしません。そうです、出来れば左手を腰に当てて欲しかった。
批判ではありません。どれもこれもみんな大好きなジャケットなんです。
ははははは。