素直が一番の矢野沙織
- アーティスト: 矢野沙織,ハロルド・メイバーン,ナット・リーヴス,ジョー・ファーンズワース,ピーター・バーンスタイン,エリック・アレキサンダー
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2004/05/26
- メディア: CD
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感じた事を素直に音にしている感じがします。
それは、今時のジャズミュージシャンに欠けているポイントです。
今時のジャズメンは、秀才っぽいです。
秀才だから上手いなあと思えても、入魂感が足りません。
今、大事なのは、余計なこと考えなくて、スピリットのおもむくまま、
感じるままに音楽を奏でることです。
昔々、ジャズの巨人達が、そうしたようにね。
今時の男はダメです。
論理性勝ち過ぎなので、秀才ジャズやっちゃうのですよ。
その点、女性は良いです。
巫女さんだもん。
音楽のコアは論理じゃないんだね。
感性なんだよね。
バードも、アメイジングもサッチモも、
自分の音楽を、自分の歌い方でやっていただけだと思います。
矢野沙織に、そういうものを感じるんだね。
それで好いんだね。
インプロバイザーって、そういうことだと思う。