快活なディビス・カップ

デイヴィス・カップ

デイヴィス・カップ

ウオルター・デイヴィスのオリジナル曲ばかりです。
なんとなく、その曲の完成度がもう一つかな〜。という作品。
相撲で、つっぱりが上ずってしまって、威力ナシの状態になることあるけど。
それにかなり近い楽曲と感じます。スイングしてるけど、もうひとつ音の選び方がアマイ。
そんな気がします。

演奏はとても快活で素晴らしいと思う。
それは、かつてジャズ喫茶で流行った事を物語る事実のように思います。
快活さがこのアルバムの幸福感だね。
良かった良かった。

録音も良いな。
低音がよく録れているし、それもジャズ喫茶人気の秘結かな。
JBLのデカスピーカーに最適化された音かもね..........。

マクリーンとダンバードだけど、彼らも4打数2安打打点ナシ。くらいの仕上がりと聴いた。
美味しい古漬けの味という感じ。
聴くほどに好きになりそうな一枚かもしれません。