ステファノ・ディ・バティスタのパーカーズ・ムード
- アーティスト: ステファノ・ディ・バティスタ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/11/17
- メディア: CD
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一曲目ソルトピーナッツ。なにせ急速調ですが野太さはない。
全体にそよ風のような、さわやかビ・バップ。
さすがに2曲目のバラードは好いなあ。エンブレイサブルユー。
ステファノ・ディ・バティスタのサックスは、ある種の素晴らしい空間的イメージを作り出す名人だと思う。この曲は彼の個性が生きていると感じる。
3曲目、ジャズファンなら耳タコのチュニジアの夜も、ラテンリズムのアレンジ。
作戦考えたんだろうけどこれは想定内。熱帯ジャズ楽団を思い出してしまった。でも演奏は二重丸。
全体にクオリティー高いし、センス良い内容です。流石に上手いことまとめるもんですね〜。
バティスタ氏は、アート・ペッパーのプレイをレコードで聴いて、ジャズ道に入門したとか、ライナーノートに書いてある。それならペッパーズ・ムードみたいな企画もやった方が良いと思う。そういうのもう吹き込んだのかなぁ。あんまり彼のCDは知らないんだ、実はね。
ストレート・ライフとか、ホリデイ・フライトとかベッサメ・ムーチョなどやってくれたら興味深々だね。それじゃあ売れないかな〜。でもおれは買うぞ。
ステファノ・ディ・バティスタって良いなあ、好きだなあ。いつものように快適仕上がりだなあ。
ジャケットのドローイングは上手いんだか下手なんだかよくわからんイラストだ。ワタクシ的には、けっこう下手だと思う。ジャズは自由な音楽だから、自由っぽい線画が使われたりするけど、これはちょっと違うって気がする。