東京ブルースといっても演歌ではないのだ!

Tokyo Blues

Tokyo Blues

原田和典氏のライナーノートが素晴らしい。
ジャズのもの書きは、いつもこれぐらいはやってほしいね。
このCDの場合、作品が出来た背景が大事だからね。詳しく書けば書くほど、ライナーノートが6人目の奏者になる。
1962年1月に初来日して、各地でコンサートをやっている。その想い出を曲にまとめた作品。
それにしても「the Tokyo bluse」のメロディーがクセになります。つい何度も脳内再生してしまう。
まだその頃、東京も日本っぽい風景たくさんあったね。東映チャンバラ三本立てとか観ると、こんなメロディー浮かぶかも。当時私は幼稚園通ってたよ。海外行くと、その国のテレビって面白い。コンサートの合間に、シルバーさん「夢で逢いましょう」とか「シャボン玉ホリデー」も見たのかなぁ。「てなもんや三度笠」も見てたかもね。おや、来日公演がちょうどお正月だね。新春スターかくし芸大会でも見てたかも(ギリギリ始まってたと思う)。12月30日には日本に着いている。すると「紅白歌合戦」も見てたぞ絶対。
日本人はラテンが好きなようですね。と彼自身が書いているそうです。きっと「お祭りマンボ」でも町に流れていたのかもしれない。
ジャケット写真は日本ではなく、ニューヨークのホテルにある日本庭園で撮影されたとのこと。
着物の女性を両手に花状態。この笑顔デレデレですね。
シルバーさん、スゴイ日本が好きみたい。気に入ってたようですね。
楽しかった想い出が、そのまま作品の仕上がりに反映されてます。
これは東芝の名盤1500シリーズを聴いての日記です。
まだ、アマゾンにリンクがないぞ〜。遅いぞ〜。ジャケット写真の複写も暗いぞ〜。